管理人が愛してやまないNeil Youngの紹介をしようと思います       


僕の部屋には、100均の箱が多くあります。その中でも大きめな、イギリスの国旗模様の箱のなかに、Neil YoungのCDは入っています。所持している枚数の1番多いアーティストで、親子2代にわたるファンであります。(まぁ、そのCDも全部親父のだけどね。)ギターをかき鳴らすグランジの始祖と呼ばれるニール・ヤングがあまり好きではないのもいっしょ。

30年以上活動をつづける、ロック界唯一無二の重要人物。彼は、アメリカの慕情を歌うカナディアンであり、パンクへの鮮やかの回答をみせたゴッド・オブ・グランジであり、本当に多くの変貌を遂げてきたひどく不器用な人物であり、先の行動の予測が不可能な進化を止めることのないロック・スターである。
 
彼は、凡庸ではないが、俗に言う「天才」ではない。だれよりもうまく、素朴で、肉感的に「凡庸」を歌にできたアーティストだろう。その音を続ければ、安定し、固定化したファンも満足できるのに、彼はやらなかった。それは、彼が、妥協を嫌う人物だったのと、ひどく不器用だったからだろう。名声が決定づけられたジャンルの中で進化を続ける、そんなことができる器用さを持ちえてなかったのだろう。曲作りやアルバムコンセプトはたしかにうまいが、どこか不器用さを感じさせる器用さだと思う。それがどこか「凡庸」で、こんなにも長い年月多くのひとを惹きつけているのでなかろうか。思うに、彼は、ひたすら自分の思うように行動してきたのだろう。その思いが変わってしまったらもうそんなものやりたくなかったということではないかと考える。

リアルタイムでの経験ではないため、かなり美化して考えているようにもおもえるが、先に進むことをやめないニール・ヤングはただかっこよくて、僕の中で最大のカリスマ性をはなつ最愛のアーティストだ
「Prairie Wind」レビュー

Neil Young入門アルバム5選

・Neil Young  BIOGRAPHY

・Neil Young  DISCOGRPHY